春が過ぎ、本格的な夏を前にやってくる梅雨。雨の多いこの時期は、髪の悩みを抱える方にとっては憂鬱ですよね。
「髪が広がってボサボサになってしまう」
「髪がうねってしまう」
「髪がパサパサしてしまう」など悩みも人それぞれ。
縮毛矯正やストレートパーマ、ヘアアイロンを試してみてもダメだった、そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなお悩みをお持ちの方にお勧めなのがオイルでのヘアケアです。
理由とケア方法についてがっつりシェアします^^
髪のパサパサにはオイルが有効!
今回、雨の日の髪のぱさぱさ防止ための最善策としておすすめしたいのが、ヘアオイルです。
タックさんの種類のヘアオイルがお店には並んでいますが、ヘアオイルには植物性のものと鉱物性のものがあるんですよ。
そして髪のぱさぱさには保湿効果が高く、髪の内側まで潤いを与えてくれる植物性が向いています。
私も美容師さんに聞くまでは知らりませんでした。
髪のぱさぱさ対策にヘアオイルを使用する時は、植物性のものを選ぶようにしましょう。
で、なんで髪にはオイルがいいのか。
そもそも、髪は大きく三つの部分に分けられるってご存知ですか。
髪一本の一番外側の部分が一番よく聞く「キューティクル」
髪の毛の真ん中の部分が「コルテックス」、
そして一番中心の部分にあたるのが「メデュラ」です。
主な特徴としては、一番外側の「キューティクル」は髪内部の保護をしてくれる役割をしています。
そのため、このキューティクルが剥がれてしまうと、髪のパサつきなどといったダメージの原因となることが多いのです。
次に真ん中部分の「コルテックス」ですが、こちらはメラニン色素を多く含んでいるのが特徴で、このコルテックスの量や種類によって、わたしたちの髪の色を決める役割をしています。
最後に一番中心の「メデュラ」。
こちらはまだ、しっかりとした役割が分かっていないのが現状のようですが、おそらく断熱効果を発揮してくれているのではないかと言った研究成果が報告されています。
以上のことからもう、お分かりですね。
髪のパサつきを抑えるためには、1番外側のキューティクルを守って働きを補う必要があるのです。
そして、かなり重要なのがヘアオイルを付けるタイミングです。
もちろん、髪が乾いた状態で付けてもいいのですが、最も効果が実感出来るのはやはり、キューティクルが一番開いた状態であるシャンプーの後。
わたしも美容師さんからこのお話を伺い、現在も実践していますが、お風呂上がりの髪質が本当~っに 変わりました。
もともと、わたしも髪のパサつきがひどくてずっと悩んでいたのですが、これを実践してからは友人に
「髪が綺麗になったよね、まめにトリートメントとか行ってるの?」と聞かれたほど。
ぜひ一度、あなたも試してみてくださいね。
また、ヘアオイルは付ける量も重要です。
肩くらいの長さ、セミロングであれば1プッシュ。
それ以上の長さであっても2プッシュで十分だそうです。
べたべたするほどつけるとウェット感が不潔に見えるし、
付けすぎもかえって髪へのダメージになってしまうそうなので、注意してくださいね。
雨の日髪がボサボサになるのは実は乾燥が原因って知ってた⁈
知ってました?
雨の日に髪がボサボサになってしまう理由は、実は乾燥なんですって。
雨が降ると空気中の湿度が高くなり、その湿気(水蒸気)を乾いた髪が吸収しようとしてしまうから余計にぼさぼさになるんです。
髪は乾燥してしまっていればいるほど、多くの湿気を吸収してしまうため、髪が水分で膨張され、ボサボサとした髪になってしまうと言うわけです。
そして、ここでも重要となってくるのが髪のキューティクル。
キューティクルが少ない髪ほど乾燥しているので、ボサボサにもなりやすいんですよ。
ですので、うえですでに紹介したヘアオイルの出番なんです。
前述したとおり、髪の内側まで潤いを与えてくれるのはもちろん、ヘアオイルはあくまで油。
水(湿気)と油は良い意味で相性が悪いですから、その性質を利用するのです。
ヘアオイルを塗ることで、髪が余分な水分を吸収しなくなり、ボサボサするのを防いでくれますよ。
雨の日髪がパサパサになるのを防ぐアイロンやストパー以外の方法!のまとめ
それぞれ、髪の悩みをお持ちであれど、重要なのはキューティクルを守り、髪の内側の潤いを保つことが重要だと言うことがお分かりいただけたでしょうか?
それほど、わたしたちの髪にとって、キューティクルは重要な役割を果たしてくれているのです。
髪の悩みでお困りのあなた。
まずは、ヘアオイルを使ってみてください。
すぐには効果がみられないかもしれませんが、髪は絶対に応えてくれます。
はじめる時期は早いに越したことはありません。
梅雨入りする前、まさに今からケアをはじめてみましょう^^