お弁当のおにぎり、前夜に準備しても安心!おいしく食べるコツ

お弁当作りは毎朝の大仕事ですね。特におにぎりを夜に準備できたら、どんなに楽でしょう。でも、夜に作って傷まないか心配ですよね。

安心してください!ちょっとした工夫で、夜作ったおにぎりも安全でおいしく食べられます。

今回は、前夜におにぎりを準備する際のポイントと、保存方法、注意点をお伝えします。

前夜におにぎりを準備する際のコツ

前夜におにぎりを作るのは全く問題ありません。ただし、いくつかのコツを覚えておきましょう。

コツ①お米を炊く時に酢を加える

おにぎりが傷むのは、菌が繁殖するからです。お米を炊く時に少し酢を加えると、菌の繁殖を防げます。

酢には防腐効果があり、お米3合に対して大さじ1.5杯が適量です。

これで味もほぼ変わらず、安全におにぎりを楽しめます。

コツ②直接手で握らない

人の手には多くの菌がいるので、直接手でおにぎりを握らないようにしましょう。

ラップや使い捨ての手袋を使って握り、具材を入れる時も箸を使うと良いでしょう。

コツ③海苔は食べる直前に

海苔は湿気を吸いやすく、すぐにしけてしまいます。

だから、食べる直前か、朝に巻くのがベストです。

夜切っておく場合は、乾燥剤と一緒に密封して保管しましょう。

コツ④具材選びは慎重に

傷みにくい具材を選びましょう。塩分が多い梅干しやおかか、塩昆布などがおすすめです。

逆に、マヨネーズや生もの、乳製品は避けるか、食べる直前に加えると安心です。

これらのコツを押さえれば、前夜に作ったおにぎりも安全でおいしくいただけます。

前日に作ったおにぎりの保管方法!冷凍か冷蔵、どちらが良い

前日に作ったおにぎりの保管方法についてご紹介します!以下の3つの方法があります。

  • 冷凍保存
  • 冷蔵保存
  • 常温保存

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

冷凍保存

前日に作ったおにぎりを保管する際、菌の増殖を防ぎながらうまく保存することが大切です。

冷凍することで菌の増殖を抑え、安全に保存できます。

また、ご飯を炊きたての状態で冷凍することで、水分を保持しやすくなり、お米の品質劣化を防ぐことができます。

さらに、お弁当に入れる場合は、朝に電子レンジで加熱することが必要です。

これは衛生面を保つためにも重要なポイントです。もし翌日全部食べなかった場合、冷凍保存したおにぎりの賞味期限は約1ヶ月ですが、時間が経つほど味が落ちてしまうので、保存日を記録しておき、早めに食べるようにしましょう。

冷蔵保存

冷蔵保存は、菌の繁殖を抑えることができるものの、ご飯の品質が下がりやすいというデメリットがあります。

これは、冷蔵庫の温度設定がご飯の味を損なう温度になっているためです。

冷蔵で保存する場合は、温度がやや高めの野菜室が適しています。

賞味期限は季節によりますが、大体1〜3日程度です。

特に夏場は冷蔵庫に入れていても傷みやすいので、できるだけ早く食べることが重要です。

常温保存

おにぎりを美味しく保存するには、10〜15℃が適温とされています。

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そのため、冬場は常温保存も可能です。ただし、おにぎりを常温で保存できるのは10℃以下の場合なので、暖房などで室温が上がる場所では避けるべきです。

保存場所は直射日光が当たらない涼しい場所が適しています。

保存方法の手順(冷凍・冷蔵・常温)

冷凍、冷蔵、常温保存のいずれの場合でも、基本的な手順は以下の通りです。

  • ご飯を適度に冷ます(まだ湯気が出る程度)。
  • 具材を入れて握る。このとき、湯気がまだ出る程度で握り、湯気と蒸気をラップで包み込むことが重要です。
  • ラップで個別に包み、粗熱が取れたら冷蔵庫や冷凍庫に入れる。常温保存の場合は直射日光が当たらない涼しい場所に置く。

ラップで包むことで、解凍時のおにぎりの感想や焼けを防ぐことができます。

お弁当のおにぎり、レンジで温めるべき?

冷凍や冷蔵で保存したおにぎりを、翌日直接お弁当箱に入れても問題ないでしょうか?

これは気になるところですね。結論としては、朝にそのままお弁当箱に入れるのは避け、必ずレンジで温め直すことをおすすめします。

低温保存では一時的に雑菌の増殖を抑えることができますが、常温になるとすぐに菌が増え始めます。温め直すことで菌を死滅させ、常温で保管しても安心できます。

温め直しのポイントは以下の通りです。

  • サランラップに包んだまま電子レンジで加熱し、中までしっかり温める
  • 過度に加熱しすぎないよう注意し、様子を見ながら加熱する
  • ラップを外し、しっかり冷ましてからお弁当箱に詰める

冷蔵庫や冷凍庫で保存したご飯は、自然解凍だけでは味が落ちるため、温め直してからお弁当箱に入れるのがベストです。

実際にも、お弁当用のご飯やおにぎりは、冷凍したものを温めてから冷まして使っています。

電子レンジで温め直した後の常温での保存目安は、夏場は約6時間、春秋は約12時間、冬場は約24時間です。
これは目安なので、状況に応じて調整してください。

職場に電子レンジがある場合は、冷凍のまま持って行って食べる直前に温めることもできます。
ただし、冷凍のまま持ち運ぶ際は、保冷材を使って低温を保つことが重要です。

前日に作った炊き込みご飯や具入りご飯、お弁当にOK?

前夜に作った炊き込みご飯や具入りご飯をお弁当に入れるのは大丈夫でしょうか?

結論を先に言うと、避けた方が良いでしょう。
特に炊き込みご飯や具入りご飯は腐りやすく、前夜に炊いたものは夏場に菌が増えやすくなり、危険です。
したがって、お弁当に入れるのは控えるべきです。

しかし、どうしても子供がリクエストした場合は、夏を避けて冬など気温が低い時期に入れることをお勧めします。

その際、味付けは少し濃い目にし、必ず朝に再加熱してください。可能であれば、お弁当専用の抗菌シートの使用も良いでしょう。

まとめ

  • 前日におにぎりを作る場合は、ラップを使用し、素手で触らないようにする
  • 塩分の多い具材を選ぶ
  • 前日に作ったおにぎりは冷凍保存すると、菌の増殖を防げる
  • お弁当箱に詰める前には、必ず再加熱する
  • 冷凍のまま持ち運ぶ場合は、保冷材を使用して低温を維持する
  • 夏場は具入りや炊き込みご飯の使用を避ける

朝からおにぎりを握るのは大変なので、前夜に準備しておくと良いでしょう。

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