「広島駅から厳島神社にはどうやって行くのがベスト?」という質問は、訪れる人たちからよく寄せられます。
具体的には、どの交通手段を選べばいいのか、その時間や費用についての詳細が求められます。
広島を訪れた際、多くの人が広島駅周辺で宿泊するため、このルートについての情報は特に役立ちます。
地元住人の筆者が、広島駅から厳島神社までの便利なアクセス方法についてご案内します。
広島駅から厳島神社への2つの主要ルート
広島駅から厳島神社へは、大きく分けてJRと広島電鉄(広電)の2通りがあります。広電は市内を走るトラムです。
これらの手段に要する時間と費用は以下の通りです。
JRを利用する場合
所要時間:約30分
料金:410円
広電を利用する場合
所要時間:約75分
料金:280円
JRを選ぶと、広電よりも料金は高くなりますが、広島駅から宮島口への到着が速いため、時間を節約できます。
一方で、広電は安いものの、宮島口への到着まで時間がかかります。地元から見て、時間の効率を重視するならJRの使用が推奨されます。
多くの人がJRを利用し、広島駅から宮島のフェリー乗り場に向かいます。
広島駅から厳島神社を訪れる際は、JRで宮島口まで行き、そこからフェリーに乗り換えて宮島へ渡るのが一般的です。
広島駅から宮島口への行き方
宮島口へは、広島駅から「JR山陽本線」岩国行きが直接行きます。出発は1から4番のホームで、最も出発時間が近いホームからの電車に乗ってください。
このルートなら、約30分で宮島口に着き、途中での乗り換えも不要です。
JRで宮島へのアクセスの長所と短所
JRの最大の長所は速さです。広島駅から宮島口まで約30分で到達でき、地元の人々にも人気です。
ただし、410円という運賃は広電よりも高いですが、その分、簡単かつ迅速に移動できます。
『宮島・岩国方面』行きに乗り、宮島口駅で降りれば、フェリー乗り場は地下通路を歩いて約5分のところにあります。
全行程で約40分を見積もってくださいね。
広電を使うメリットとデメリット
広電を利用する場合、260円という安価な運賃が魅力です。
JRに比べ150円安く、宮島口まで約1時間15分かかりますが、宮島のロープウェイが割引になるなど、コストを抑えて観光を楽しみたい方におすすめです。
宮島でお得に楽しむための広電パス
宮島訪問時に便利な「一日乗車乗船パス」を、広電が提供しています。
このチケットには、広電全線の乗り放題権利と松大汽船のフェリー代が含まれており、自由に途中下車することが可能です。
特に、宮島の弥山へのロープウェイを利用する際に割引が適用され、お得に利用できます。
広島駅から宮島へのアクセスガイド
宮島までは広島駅からJRを使って約30分で行くことができ、多くの広島住民にとって一般的な移動手段です。
しかし、広電が用意する「1日乗車券」を利用すれば、宮島でのロープウェイ利用を含めた様々な割引でコストを節約できます。
時間を気にしないなら、この割引チケットを使って経済的に観光を楽しむことがおすすめです。
さらに、平和公園(原爆ドーム)から宮島へ移動する際は、時間を節約したい方に高速船の利用が選択肢としてあります。
費用は少し高めですが、移動時間を短くすることができます。
原爆ドームを訪れた後に宮島に行く計画がある場合、この方法を考えてみる価値があります。