東北地方で有名な祭りの一つに青森ねぶた祭があります。
また、青森県では弘前ねぷた祭も開催されていますが、これら二つの祭りの違いを知っていますか?
開催期間はほとんど同じなので、可能であれば青森ねぶた祭と弘前ねぷた祭の両方を体験することをお勧めします。
しかし、どちらか一方しか選べない場合、どちらの祭りがより楽しめるのか気になるでしょう。
そこで、今回はねぶたとねぷたの違いと、青森ねぶた祭と弘前ねぷた祭のどちらに行くべきかをご紹介します。
ねぶたとねぷたの違いとは?
まず、ねぶたとねぷたの名前の違いは、開催される場所によるものです。
ねぶたは青森市で、ねぷたは弘前市で開催されます。
具体的には、青森市とその周辺では「ねぶた」と呼ばれ、弘前市とその周辺では「ねぷた」と呼ばれます。
これは、地方の言葉や訛りの違いによって名前が変わっていると言われています。
次に、形状の違いがあります。
青森ねぶた祭では、立体的な人形型の大きな灯籠が特徴です。
一方、弘前ねぷたは扇型で、表と裏に異なる絵が描かれているのが特徴です。
さらに、掛け声も異なります。
青森ねぶたでは「ラッセラー!」、弘前ねぷたでは「ヤーヤドー」と叫ばれます。
弘前ねぷたと青森ねぶた、どちらが魅力的?
弘前ねぷたと青森ねぶたは、どちらも独自の特色がありますので、実際に訪れて体験してみることをお勧めします。
毎年一定の期間に開催されており、弘前ねぷたは8月1日から7日、青森ねぶたは8月2日から7日までと、スケジュールが重なっているため、アクセスしやすいでしょう。
ただし、観光で立ち寄る際には、スケジュールの都合上、どちらか一方しか訪れられない場合もあります。
自分自身も短期間の旅行で訪れた経験があるので、同じような状況にある方もいると思います。
青森または弘前ねぷたのどちらかを選ぶなら、より楽しめる方に参加したいですよね。
その気持ち、とてもよく理解できます。
結論として、観光目的で青森県外から楽しむなら、青森ねぶた祭をお勧めします。
弘前ねぷた祭には約160万人の来場者がありますが、青森ねぶた祭は約280万人と、人気が高いです。
さらに、青森ねぶた祭は観光向けに盛り上がる祭りで、立体的な人形型のねぶたの迫力は圧倒的です。一度は生で見るべきです!
また、青森ねぶた祭では、一般の人もハネトとして参加できる点も魅力です。
ハネトとは、ねぶたの後ろで跳ねながら進む踊り手のことで、衣装を着れば誰でも祭りに参加できます。
これは素晴らしい体験です!もちろん、ハネトにならなくても、ねぶたやハネトを見るだけでも楽しめますが、ハネトとして祭りに参加すると、青森ねぶた祭をさらに楽しむことができます。間違いなく楽しさが倍増します!
弘前ねぷたと青森ねぶたの違い、そしてどちらに行くべきか? 最後に
ねぶたとねぷたの違いはいかがでしたか?
開催地の違いに加えて、ねぶたの形状が異なることもポイントです。
立体的な人形型のねぶたは非常に迫力があり、ハネトによってさらに盛り上がる祭りを楽しむことができます。
どちらか一方しか訪れられない場合は、青森ねぶた祭をお勧めします。来場者数も100万人以上の差があります。
しかし、弘前ねぷた祭では、青森ねぶた祭とは異なる、落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
迫力満点の祭りを楽しみたいなら青森ねぶたの方が向いているかもしれません。
個人的にはどちらもおすすめなので、ぜひ両方訪れて欲しいです^^