すごく汚れが落ちるらしい!とネットで知った酸素系漂白剤を使って、いざ洗濯槽の大掃除をしようと一念発起。
汚れは確かにたくさん落ちているけど、何回すすいでも、いくらすくっても一向に無くならないピロピロワカメ・・・
もう2日がかりで掃除しているというのに、このままワカメが出続けたら、この先ずっと洗濯ができないじゃないか!
と、大量にたまった洗濯物と一緒に路頭に迷ってしまっていませんか?
そこでここでは、そんなあなたのために、止まらない洗濯槽のピロピロワカメとおさらばする、とっておきの秘策をシェアします。
洗濯槽掃除が終わらない!出続けるピロピロワカメの原因
洗濯槽の掃除をしていて最も困ることといえば・・・
洗濯槽の掃除にきりがないがないことです。
何回すすいでも、いくら取り除いても、いつまでもわいて出てくるピロピロワカメ。
その原因は、二つ。
一つ目は、洗濯槽のカビ汚れを放っておきすぎたこと。
洗濯槽のカビ掃除に最適な洗剤は酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)ですが、いくらちまたキレイになることでおすすめの洗剤でも、長年たまった頑固な汚れを1度に落としきるのは、さすがに難しいです。
そのきりがないカスは、一気にはがせなかったカビが、すすぎの刺激で徐々に剥がれ落ちていっているという状況です。
ちょっとやったところでどうにかなるような汚れじゃないってことです。
考えるだけで怖いですね・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
もう一つの原因は、1度目の洗濯槽の掃除が不十分だったことが考えられます。
正しい量の洗剤を、きちんと温水で(40℃~50℃)で3時間以上(出来れば半日)のつけ置きをしましたか?
量(濃度)・温度・時間
この3つの条件がそろっていなかったなら、汚れの分解が不十分だったことが原因です。
洗濯機が縦型かドラム式かで掃除のしかたも違うので、正しくできたか振り返ってみて下さい。
掃除をいつもしているのに汚れが止まらない場合は、1度の掃除で取りきれなかったカビが少しずつ蓄積して層になってしまっていることが予想できます。
もしかすると、洗濯槽掃除の時間が短かったり、やり方が不十分だったのかもしれません。
きちんと掃除できているのであれば、普段の洗濯機の使い方や洗濯方法、洗剤の使い方など、もっと根本的なところに原因が潜んでいる可能性が強いですね。
いま洗濯槽から出ているピロピロワカメの正体は、ご存知、黒カビです。
黒カビは、洗濯物の生乾き臭の原因になったり、ぜんそくや肺炎などの原因にもなってしまう恐ろしい宿敵です。
次に紹介する対策で、そんな汚いもの 一刻も早く取り去って、たまった洗濯物も片付けてしまいましょう!
洗濯槽のカビが止まらない場合の対処
洗濯槽掃除に塩素系が使える場合
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)でつけ置きした後、何度もすすいでいるのに、カビやカスがいつまでも止まらないようなら、面倒ですがもう1度、洗濯槽の掃除をしましょう。
この時に使う洗剤は、洗濯機のメーカー推奨の純正洗濯槽クリーナーです。
これは塩素系の超強力な洗濯槽専用の洗剤で、楽天などの通販や、電気家電専門店などにも売っています。
こういうやつです。
お値段が1500円~2000円と、市販の洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤の4,5倍しますが、支払う価値のある優れた商品です。
これさえ使えば、さっきまで苦悩していた、いつまでもきりがなかったカビ汚れがぴたりと無くなり、洗濯槽の裏はピカピカになります。
高い濃度なので洗浄力が高く、防サビ剤入りなので安心して使えるのが最大のメリットです。
メーカー純正のクリーナーは洗浄力もさることながらやり方が簡単なのもメリットです。
お湯も用意しなくていいし、ピロピロワカメをとかしてくれるので、はがれて浮いてきた汚れを神経質にすくう必要もありません。
洗濯槽に高水位までためた水に溶かして、半日つけ置きし、 その後 すすぎと脱水をするだけです。
洗浄コースがある洗濯機なら、洗剤を入れて待つだけ。
メーカーの純正洗濯槽クリーナーはたいていどのメーカーにも使える共通品です。
掃除機のごみパックなんかもそうでしょう?
ですので、自分の洗濯機のメーカーのクリーナーを絶対使わなければいけないわけではありません。
どうしても気になる場合は、自分んちの洗濯機のメーカーのものでどうぞ。
塩素系の洗剤が使える場合はこの純正の強力クリーナーで一掃できます。
実は私、いろんな会社の純正クリーナーを試したことがあるのですが、私が使って比べてみた限りでは、日立が1番よく効いた感じがしました。
特殊な洗剤で近所で探すのが面倒なので、私はいつもネットショップで送料無料で購入します。
Amazonプライム会員なので、わたしはいつもAmazonで購入してますが、もちろん楽天市場にも売ってますよ。
洗濯槽掃除に塩素系が使えない場合
塩素系が使えない、もしくは時間も労力も惜しまないが予算だけは押さえたいという場合には、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使って、もう1度、正しい方法で掃除をしましょう。
過炭酸ナトリウムを使った洗濯槽の掃除には40℃~50℃の温水を使うことが重要です。
もし、洗剤を水や冷めすぎた湯で使っていた場合はきちんと40℃~50℃のお湯で、3時間以上(出来れば半日)のつけ置きです。
酸素系漂白剤ではなくて、洗濯槽の専用の洗剤の方がいいのでは?
とおもわれるならそれでもかまいません。
しかし、洗濯槽のカビ掃除においては市販のクリーナーよりも過炭酸ナトリウムの方が断然汚れ落ちのパワーが優れています。
汚れが湧き出るのがつづく場合は、過炭酸ナトリウムで何度か繰り返して掃除をしましょう。
正しい洗濯槽の掃除のやりかたについては、こちら
塩素系が使用可能であるが、予算が押さえたいという場合なら、酸素系漂白剤の洗浄の後、市販の塩素系の洗濯槽クリーナーもしくは、洗濯用塩素系漂白剤で掃除をしましょう。
酸素系で取り切れなかったカビの根を塩素が破壊し脱色してくれます。
この時、いくら面倒だからといって酸素系と塩素系を混ぜて使うのはやめましょうね。
危険なガスなどは発生しませんが、お互いが効果を打ち消しあってしまうので逆効果です。
どちらも試したいという時は、まず酸素系漂白剤の掃除。
キチンとすすぎ脱水まで終らせて。
そしてその後、塩素系で、の順番で行ってくださいね。
たまった洗濯物の処理
洗濯槽の汚れがいつまでも止まらないせいでたまってしまった洗濯物は、いったん洗濯槽の掃除をやめて、洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
1度目の酸素系漂白剤の効果でカビは殺菌されているので、カスがつかないようにネットをつかえば洗濯可能です。
この時の洗濯ネットは、メッシュの細かいピロピロワカメが入り込まないものを使ってくださいね。
「きもちわるくてどうしてもそれは無理だ」というなら、洗濯槽の掃除が終わるのを待つ間にコインランドリーに走りましょう。
洗濯槽がキレイになるまでの辛抱です。
あと少し、これが終わればピカピカの洗濯機に生まれ変わりますからね。
ファイトです!
まとめ
いかがでだったしょうか。
エンドレスな洗濯槽カビの無限ループからは解放されましたか?
洗濯がにおったり、せっかく洗濯した服にこびりついたりと厄介な洗濯槽の黒カビ。
いざ掃除しようとしたら、いつまでも終わらないカビに悩まされ踏んだり蹴ったりですよね。
今日限り、さっさときれいにして、黒カビとおさらばしましょう!
何度洗い直しても取れないしつこい生乾き臭のベストな消し方はこちら
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