現金を交換したいけれど、どこでできるのかわらない。
これまで一度も現金を交換したことがないひとにとっては難しい課題です。
この記事では、お金の両替に関する情報を提供します。
キャッシュレス決済が普及している今でも、現金を使用する機会は少なくありません。
特に、新札が必要な場合が多いでしょう。
結婚式やお年玉などのお祝いの際には、現金での支払いが必要です。
また、細かい紙幣や小銭が必要な場面もあります。
そこでこの記事では、手数料無料でお金を両替できる場所と、両替に関する枚数制限についても説明します。
手数料無料で現金を交換できる場所
日本国内で手数料無料で現金を交換できる場所は主に以下の4つです。
・銀行窓口
銀行の窓口では、交換希望の金額を記載した用紙を提出することで、指定した金額を指定した枚数に交換してもらえます。基本的には無料ですが、大量に交換する場合は手数料がかかることがあります。また、多くの銀行は平日の9時から15時までの営業なので、訪問する際には営業時間に注意が必要です。
・銀行の交換機
多くの銀行にはATMとは別に「交換機」と呼ばれる機械が設置されており、こちらでも交換が可能です。窓口よりも待ち時間が少なく、急いでいるときに便利です。また、用紙への記入も不要です。
ただし、交換機を利用するにはその銀行のキャッシュカードや専用のカードが必要です。カードの作成に時間がかかる場合もあるので、事前に準備が必要です。
・郵便局
一部の郵便局でも現金の交換を受け付けていますが、本来の業務ではないため、断られることもあります。交換を希望する場合は、事前に電話などで確認するとよいでしょう。
・コンビニエンスストア
コンビニエンスストアの中には、交換のための設備を備えているところもあります。
ATMを利用する際に一部交換が可能で、現金のチャージも行えます。
少額の商品を購入して小銭を手に入れる方法としても利用できます。
各銀行やコンビニエンスストアによって、交換に関する制限や手数料が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
特に銀行での交換の場合、無料で交換できる枚数には制限があり、キャッシュレス化の進展に伴い、その枚数が減少する傾向にあります。
また、コンビニエンスストアのATMを利用する場合、一度に交換できる枚数には限りがあります。
銀行ごとの両替枚数と条件について
お金の両替をする際には、銀行によって無料で両替できる枚数や条件が異なります。
大手銀行の三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行を例にとって、それぞれの銀行での両替枚数について詳しく説明します。
銀行によっては、ATMと窓口での手数料が異なる場合もあるため、利用前に確認することが大切です。
以下は、各銀行の両替枚数に関する情報です。
三井住友銀行
ATM利用(キャッシュカード): 1回あたり10枚まで無料
両替機専用カード: 1枚から有料(400円)
窓口利用: 1枚から有料(400円)
三菱UFJ銀行
ATM利用(キャッシュカード): 1回あたり10枚まで無料
窓口利用: 1回あたり10枚まで無料
みずほ銀行
ATM利用(キャッシュカード): 1回あたり10枚まで無料
窓口利用: 1回あたり10枚まで無料
三井住友銀行では、かつては1回につき500枚まで無料で両替できましたが、2021年2月1日以降はキャッシュカード利用時に1回10枚まで無料となり、両替機専用カードも1枚から有料(400円)となりました。
銀行によって無料で両替できる条件が変わることがあるため、利用前に確認することが必要です。
コンビニでの両替について
一部のコンビニエンスストアでは、E-netというATMを設置しており、口座から引き出した際に一部を千円札に両替することが可能です。
このサービスについても詳しく見ていきましょう。
コンビニのATMで現金を両替する際には制限があることをご存知でしょうか?
ファミリーマートやデイリーヤマザキなどの一部のコンビニエンスストアには、E-netというATMが設置されており、これを利用することで一部の両替が可能です。
注意すべき点は、このサービスの主な目的は現金を両替することではなく、口座から引き出した際に一部を千円札に変更するサービスであるということです。
E-netのATMには小銭を入れる機能がないため、小銭への両替はできませんが、一万円札を千円札に両替することは可能です。
このサービスは両替に費用がかからず、一度に両替できる枚数はだいたい10枚程度です。
E-netは提携している銀行によって異なりますが、平日や休日を問わず最大24時間利用可能です。
提携している銀行には都市銀行、地方銀行、ネット銀行などがあり、ほとんどのカードで利用できます。
さらに、証券や生命保険会社のカード、クレジットカードとも提携しているため、幅広い利用が可能です。
各銀行やATMの利用条件、提携銀行の一覧など、さまざまな情報が提供されています。
現金の両替に関する利用方法や手数料について事前に確認し、便利なサービスを活用しましょう。