ソフトバンクホークスの試合やアーティストのライブ・コンサートなどのイベントがひっきりなしに行われている福岡のヤフオクドーム。
イベント時の博多駅からのアクセスで便利なのは、博多駅前からドームへ直行できる西鉄バスの臨時バスです。
公式HPでも時刻表や料金などの詳細を調べられますが、詳しく分からないという声をきくので、ここで分かりやすいトリセツ情報をシェアしておきたいと思います。
行きの臨時バスののりば、時刻表や所要時間、ルートやバス停から帰りのことまで詳しく書いていますので、参考にして下さいね^^
博多駅からヤフオクドーム 臨時バスのトリセツ
ヤフオクドーム臨時バスのりば
博多駅からのヤフオクドームへバスでアクセスするなら、通常時なら西鉄バスの定期便の路線バスを使いますが、イベント時にはヤフオクドームのすぐ目の前まで直行してくれる臨時バスが運行されます。
土地勘がなかったり、少しでも歩く距離を短縮したいなら、この西鉄の臨時バスは本当に便利です。
この臨時バスに乗れるバス停の場所は、博多駅の隣の「博多バスターミナル」です。
バスターミナルは、JR博多駅の博多口を出て右隣にあります。
間違えて筑紫口に出ないように気を付けて下さいね。
地下鉄博多駅からなら、西4出口の階段を上がればすぐ出て左手が博多バスターミナルです。
ビルを見上げると、博多バスターミナルと書いてありますよ。
のりばは高速バスが発着する博多バスターミナルのビルの1階にあります。
1階のバス乗り場は福岡市内の路線バス発着エリアになっていて、ヤフオクドームまでの臨時バスが発車するのは6番のりばです。
特にライブの日には、バスターミナルの外まで臨時バス待ちの行列がはみ出しているのできっとすぐにわかるでしょう。
臨時バスの列は最後尾のプラカードを持っている係の方がいるので、わかりやすいです。
もう一列、同じ6番乗り場から出る臨時バスではない306系のバスの列が反対向きにできています。
こちらに乗ってもドームに行けます。
臨時バスと違って直通でないので、臨時バス運行前にこちらのバスに乗る場合は、九州医療センター前で降りると1番ドームに近いです。
料金
博多からヤフオクドームまでの臨時バスの運賃は、一律230円です。
この料金は、通常の定期バスでドーム近くの最寄りバス停まで行く料金と変わりません。
子供は半額の120円、未就学児は無料です。
各バス停に停車する定期バスでも、高速を通って直行してくれる臨時バスでも同じ値段なら、ドーム直行の臨時バスの方が断然お得だと思うのは私だけでしょうか・・・
支払いは現金でもできるので無理に乗車前にチケットを買う必要はありません。
「Suica」や「はやかけん」などの電子マネーでももちろん支払えます。
時刻表
ヤフオクドーム行きの臨時バスに関しては、特に時刻表というものは存在しません。
基本的にヤフオクドームへの直行臨時バスは、ライブやコンサート、野球などのイベントの開始時間より早くて約3時間前、遅くて2時間前くらいから運行が始まり、イベント開始時間まで出続けます。
ようは運行する時間帯が決まっていて、その間バスはずっとピストン運行され、バスが乗客で満員になったら随時発車します。
臨時バスの時刻表を確認しようと西鉄バスの公式HPにアクセスしても、時刻表は定期バスのものしか出ていません。
なので臨時バスの運行している時間を調べたいなら「西鉄バス 臨時バス」と打ち込んで検索してくださいね。
そうするとその月の1か月分の臨時バスの運行予定表一覧が出てくるので、こちらで確認してください。
臨時バス運行の発表はまれにギリギリの時もあるので、検索してもまだ予定が出ていない場合はイベントが近づいてから再度調べてみて下さいね。
所要時間
博多バスターミナルからヤフオクドームへの所要時間は、大体20分から30分です。
ですが、ライブなどのイベント時は都市高速乗り口や降り口が大変混雑するのでそれ以上に時間がかかることがあります。
私もライブ開演2時間前に乗った臨時バスが高速に乗る前から渋滞にはまり、ドームへ着くまで1時間半かかった経験があります。
なので、所要時間は正直なところ読めません。
その日の道路状況と、臨時バスに乗るタイミングでだいぶ違うので、その想定だけはしておいてくださいね。
わたしの1番のおすすめは臨時バスの運行予定時間よりも少し早めに乗り場にいって運行し初めのタイミングで臨時バスに乗る行き方。
わたしの経験上、予告時間よりも少し前に早めに配車されて発車時間が前倒しになるケースが多いです。
帰ってくるバスを待たなくていいので早くバスに乗れてさくさく待ち列が進みますよ。
ルートとバス停
ヤフオクドームへの臨時バスは、博多バスターミナルを出ると、どのバス停にも立ち寄ることなくまっすぐヤフオクドームへ向かいます。
バスターミナルから都市高速へ向かい、呉服町ランプから百道ランプまで高速を走って、ヤフオクドームの目の前に停まります。
ドームのギリギリ前まで連れて行ってくれるので、本当にちょっとでも歩きたくないって言う人にはほんとにおすすめです。
ヤフオクドーム行きのバスの混雑
1度のってしまえばドームの本当に目の前まで連れて行ってくれるので、西鉄の臨時バスはアクセスに最高です。
ですが、問題はやはりその混雑です。
イベントの開始時間より2~3時間前から運行が始まると、あれよあれよという間に臨時バス待ちの行列が長くなっていいきます。
ひどい時にはその行列は博多バスターミナルの構内に収まりきらず、博多駅の前までずっと伸びます。
その列を見かけると、「今日は誰のコンサートがあるのかな?」って思う感じで福岡市民はその行列を眺めます。
長い行列ができていても臨時バスは何台もひっきりなしに来るので、早い時間帯では案外乗客がはけるのが早いです。
しかし、時間が進むにつれて待ちの乗客も増えていくし、ヤフオクドーム周辺や都市高速周辺が渋滞してくるので混雑はどんどんひどくなります。
混雑がひどくなってくるとバスに乗るまでに30分かかって、乗ってから30分、合計1時間くらいが平均です。
ひどい時にはバスに乗るまでに1時間かかることもあるので、気を付けて。
開演までしばらく時間があるから・・・なんて余裕ぶっこいて博多駅周辺で時間つぶししていたりなんかすると行列はますます伸びるし、ドームまでの所要時間も伸びていくので大変危険です。
臨時バスの運行時間が迫っていたら、絶対さっさとバスに乗りに行ってくださいね。
上でも書きましたが、バスに乗りこんでからヤフオクドームにつくまで1時間半かかったことがあります。
私が座席に到着したのが開演20分前だったので、後から来ていた人たちは遅れた人も多くいたはず。
現にその日のライブの公演は、20分遅れで始まりました。
それでもなお、暗転してからも会場入りでウロウロしている人たちが見えたので、遅れた人が多かったんだなと思いました。
なので、臨時バスを利用する場合はくれぐれも時間に余裕をもって行って下さいね。
17時開演のライブだったとしたら、16時以降の臨時バスを利用すると開演に遅れる可能性があるので、その場合は地下鉄かタクシーに切りかえた方がいいんじゃないかと個人的には考えます。
西鉄バスの方は、「このバス、開演に遅れます」とは教えてくれないので、そこは自己判断が必要です。
また、バスの車内の混雑がまたひどくて、ギュウギュウに乗っていくので運よく座れた場合はいいですが、立って乗ることになったら意外と体力を消耗します。
混雑が苦手なら、臨時バスの運行時間を待たずに定期バスや他の手段で早めにドーム入りしたほうがいいですよ。
ヤフオクドーム臨時バス 博多への帰り
ヤフオクドームからの帰りですが、行きとは違いみなが一斉に帰ろうとするので、行きよりもさらにひどい混雑が起こります。
博多へ帰るヤフオクドームからの臨時バスは、ドームの目の前の大階段を下りたところの先の左前方付近から発車します。
プラカードに「博多行き」「天神行き」と大きく書いたものをもっている警備員さんが立っているのですぐわかります。
行先の列を間違えないよう気を付けて、しっかり確認してから並んでくださいね。
バスは終演前からたくさんの台数が待機していて、イベントが終了次第順次運行されます。
こちらも時刻表はなく、乗客がいなくなるまでのピストン輸送です。
ちなみに帰りの臨時バスが発車するのは、イベント終了後 1台目のバスが満員になってからです。
初めの方にバス乗り場にたどり着けると、満員になり次第すぐに出発出来ます。
待機していたバスがすべて発車した後は、乗客を降ろしたバスが戻ってくるまで待つことになるため、後になるほど行列に並ぶ時間は長くなります。
だいたい乗り込むのに30分くらい待って、そこからバスで博多バスターミナルまでやく30分です。
全部で1時間くらいの所要時間がかかると思っているといいですよ。
私が以前ライブにて、アリーナ席で規制退場がかかった後に出てならんだ時は臨時バスはすでに長蛇の列でした。
そこからバスに乗るまでに1時間かかったことがあるので、すぐに乗れない可能性もあることも想定しておいてくださいね。
不運にもその日の宿がとれず、最終便や夜行で帰路につく場合は時間に遅れるわけにはいかないので、本当に気を付けて下さい。
急ぐ場合は他の交通手段にするか、1番目に発車するバスを狙うのであれば他の人より早めに会場を後にしないと厳しいですよ。
ヤフオクドームから帰りの交通手段で最速はどれかについてはこちら
博多駅からヤフオクドーム臨時バス!乗り場から時間・混雑や帰りまで まとめ
補足ですが、西鉄バスは現金でも乗れるしSuicaなどの全国相互ICカードでも運賃が支払えます。
混雑の具合で使う交通手段を急遽変えることがあるかもしれないので、前もって乗車券を往復ぶん買っておかないことをおすすめします。
そのためなのかは知りませんが、元々バスの乗車券には往復切符はありません。
帰り用の臨時バスの乗車券も欲しい場合は、片道券を2枚買いましょう。
臨時バスは混雑はえげつないですが、博多駅からヤフオクドーム間を直通してくれるので迷うことがありません。
土地勘がなく地下鉄での移動に不安がある場合や、歩くのが嫌だけど交通費を安く上げたい場合には臨時バスがベストです。
時間に余裕があるなら臨時バスでヤフオクドームへのアクセスはとてもおすすめですよ^^
時間に余裕を持ったバスの利用で、ヤフオクドームでのイベントをたっぷり満喫してきて下さいね^^
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