多肉植物の種類。初心者にも育てやすいおすすめの人気品種は?

ユニークな形と、ふうわりとしたニュアンスカラーがとてもかわいく、人気が高い多肉植物。

インテリアなどのアクセントにもなるので、観賞用に育ててみたいですよね。

でも、種類がたくさんあるので判別が難しいのも、多肉植物の特徴です。

ここでは、多肉植物の種類の説明や、初心者にも育てやすい品種のご紹介をしていますので、

良ろしければ、あなたの多肉植物ライフデビューにお役立てください^^

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多肉植物の種類

多肉植物の種類は、本当にたくさんあります。

そのため全種類を網羅して把握することはむずかしいので、種類を覚えることよりも、多肉植物の生育型を理解するのがおすすめです。

多肉植物の種類は大きく分けて3つのタイプに分類されます。
このタイプは生育型で分けられいて、以下のような分類になります。

これは育て方のポイントを知るのにも便利なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

・春秋型種

生育適温10~25℃

春と秋に育成します。夏は育成がゆっくりになり、冬には休眠します。
メキシコの山岳部のような春と秋に雨が降り、夏と冬に乾燥する気候に原生している多肉植物の種類です。
夏に断水処理して休眠させると育てやすくなります。

代表的な種類:ハオルチア、エケベリア、セダム、センペルビウム、パキフィツム、ぺペロミア、クラッスラ(紅葉しないもの)、コチレドン,オロスタキス

・夏型種

生育温度20~30℃

夏に行く際し、春秋は生育が緩やかに。冬は休眠します。

暑い夏でも開花して元気よく育ち、秋には紅葉するものが多いです。高温を好むが、極端に湿度を嫌う。風通しの良い場所が好き。

代表的な種類;サンセベリア、クラッスラ・テトラゴナ、アロエ、カラコンエ、アガベ、ユーフォルビア

・冬型種

生育適温は5~20℃

冬(秋から春)に生育し、春秋(夏)に生育が緩やかになる。
体温が好きな品種ではあるが、幸也霜などが降るほどの寒さには弱い。
1年を通して涼しく乾燥している気候に原生する多肉植物です。

代表的な種類;アルギロデルマ、アエオニウム、リトーブス、オトンナ,プレイオスピロス、コノフィツム

生長期は枝葉や根がぐんぐん伸びますが、休眠期の株はほとんど育ちません。
お水をしっかり上げる時期は生長期。基本 休眠期には水やりは控えます。

植え替えや増やす作業については、基本生長期に行います。

育て方を失敗しないためには、自分の育てる株がどの生育型なのかをきちんと知っておくことが大切ですよ。

多肉植物、初心者にも育てやすいのは?

色や形がいろいろあって、本当にかわいい多肉植物たち。
窓辺やベランダに置いただけで、絵になります。

でもたくさんあるが故に、どれにしようか迷ってしまいますよね。
そこで、初心者さんにも比較的育てやすい品種を紹介しておきたいと思います。

セダム

数ある多肉植物の中でも、育てやすさに定評があるのはベンケイソウ科です。

中でもおすすめなのが「セダム」。

理由はバリエーションの多さとその強さです。
小さな葉が広がって伸びるタイプと、葉が肉厚でまっすぐ伸びるタイプがあります。

葉が肉厚な品種は特に乾燥に強く水枯れに強いので、明るく風通しの良い場所で育てれば、すくすく育ってくれますよ。
ベンケイソウ科という科名からも、その強健種ぶりがうかがえます。

生長期は春~秋ですが、挿し木が1年中いつでも行う事が出来るのも、扱いやすいポイントです。

セダムの中でも人気も高くおすすめなのは「虹の玉」。

ジェリービーンズのようなかわいらしい姿をしています。
お日様によく当てて育ててやると、鮮やかな赤い色が楽しめる品種。
冬になると、株全体が真っ赤に色づき目をたのしませてくれます。

丸葉万年草も人気です。

黄金色の丸い葉がこんもりとした見た目で、横に広がって育ちます。
暑さや寒さ、乾燥にも強くてとっても丈夫なのでおすすめですよ。

エケベリア

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同じくベンケイソウ科。
バラのような美しい葉姿が特徴の「エケベリア」もおすすめ。

理由は、エケベリアは日本の気候とも非常に相性が良く、寒さや暑さにも強いこと。そのため屋外での栽培にも向いています。

エケベリアの中でも特に育てやすくおすすめなのは、七福神です。

育てるのもとっても簡単で、幹立ちしにくいので手入れも楽。
そのため植物にあんまり手がかけられない忙しい人や、初心者の方に向いている品種ですよ。

エケベリアの変わり種で「高砂の翁」と言うものも、おすすめ。

これは日本生まれの品種で高温にも強く、病害虫への耐性もあって丈夫です。
フリルの葉っぱは年間を通してピンク色を帯びてかわいいです。秋になると紅葉もします。

株分けや葉ざしで簡単に増やせるのも魅力です。

アエオニウム

茎の上にひまわりのように葉をつける種類で、これもベンケイソウ科で育てやすい種類です。

葉は下の部分から枯れていき、上へゆっくり大きく生長します。
花を咲かせる種類もおおいんですよ。

個性的なカラーが人気の種類は黒法師。

極端な高温多湿と低温は苦手ですが、夏は風通しの良い涼しい場所において水やりを控え、冬は日当たりのいい窓辺などで管理すれば大丈夫です。

苗の選び方

初心者でも多肉植物を上手に育てるためには、苗の選び方が大切です。

多肉植物の人気が高まるにつれ、専門店だけではなくて雑貨屋さんやインテリアショップなどで販売されているのを多く見受けるようになりました。
そのため、室内や雨の当たる場所で管理されているものをみかけることもしばしば。

多肉植物は、日当たりが良く風通しがいい場所で育てられているものがベストです。
購入前にはよく観察して、元気な苗を選びましょう。

元気な良い苗の見分けるには、上からだけでなく鉢を持ち上げて下から状態を見るのも大事ですよ。

チェックのポイントは、大きく4つ。

・病害虫がついていないか
・関節が詰まっているか
・色が濃くつやがあるか
・下葉に痛みが無いか

以上のことに気を付けてみるようにしましょう。

ひょろひょろと長いものは日照不足で間延びしている証拠なので、避けて下さいね。

葉の色つやが良くて、茎の節間がつまったしっかりとしたものを選びましょう。

多肉植物にはいろんな種類があるので、見分けるのが難しいですから、お店の人に相談して買うのが1番おすすめです。

何種類かまとめて買う場合は、どれが何と言う名前のものか写真におさめておいたり、さしてある名札は必ず取っておきましょう。
育て方に疑問がわいて調べる時や、調子が悪くなって対策を調べる際に名前が分からないと困ってしまうので気を付けて下さいね。

まとめ

種類の多い多肉植物。
多肉は全般に、育てやすく増やしやすい植物ですが、健やかな生育のためには知識を付けることも大切です。
可愛い見ためだけじゃなく、その性質にも注目して選べば、正しい育て方にもつながって失敗も減りますよ。

ちょっとだけ勉強をして、あなたもぜひ、かわいい多肉植物ライフを始めてみて下さいね^^

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