この差って何ですか?キノコの健康効果の差.免疫力アップ/高血圧予防/疲労回復

1月15日のこの差って何ですか?の中で紹介されたキノコの健康効果の差で、マイタケやシイタケ、エノキやしめじのそれぞれの効果について詳しくご紹介したいと思います。

健康長寿で男女共に全国上位の長野県では、きのこの生産量と消費量も上位です。

この健康長寿に有効な食材として万能なキノコですが、その差には大きな違いがありました。

ただ普通に食べてるだけじゃもったいない、第一工業大学の教授が推奨するキノコの健康効果の差についてご紹介します。

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免疫力アップに効果的なキノコとは

寒さが厳しく、空気が乾燥する冬には、ウイルスや細菌からわたしたちの体を守ってくれる免疫細胞の働きが弱くなり、風邪をひいたりインフルエンザにかかったりしやすくなってしまうそうです。

なので特に冬には免疫力をアップさせ、備える必要があるのです。

この健康維持に大切な免疫細胞を活性化する栄養素はきのこに含まれる「αグルカン」という成分です。

「αグルカン」は体内に入ると壊れた免疫細胞を活性化してくれる効果があります。

しいたけ、まいたけ、しめじやエノキ、マッシュルームときくらげの
6種類のうち最も「αグルカン」の含有率が多いキノコは、舞茸なんだそうです。

近年、このαグルカンはインフルエンザにも有効だということがわかっています。

マイタケの効果的な食べ物

マイタケはキノコの中でも「αグルカン」が多く含まれますが、さらにその「αグルカン」の効果を高めてくれる最強な食材が存在します。

それがゴボウです。

ゴボウに含まれるイヌリンという成分には「αグルカン」と一緒にとるとより免疫細胞を強化してくれる働きがあるんだそうです。

積極的に一緒にとりたいですね。

この差って何ですか?の番組内では、最強の食べ合わせであるマイタケとゴボウの簡単作り置きレシピが紹介されました。

保存がきく常備菜のレパートリーとして取り入れて、うまく食卓に取り入れたいですね。

【免疫力アップに効果的な舞茸とゴボウの簡単作り置きレシピはこちら】

高血圧予防に効果的なキノコとは

糖分や油を取りすぎてしまうと血管内に血液の塊ができてしまい、どろどろとしたじょうたいになってしまいます。

その結果血液の流れが悪くなってしまい、血流が悪くなってしまうため血圧が上がってしまいます。

血圧が高めの人にとって、血液がどろどろになるのはさらに血圧上昇につながりとてもリスクが高いんです。

しかも冬場は寒いので外出が減るため、運動不足になりやすく血液の濃度が濃くなりがちでさらに血圧上昇につながりやすいんだそう。

ところが、キノコを食べると、きのこの中のグアニル酸が血液の中の血液の塊を分解してくれるので血圧を下げることが出来るんだそうです。

そんな血圧が高めの人に積極的に食べて欲しいグアニル酸が最も多くふくまれているキノコは、しいたけです。

グアニル酸の量は生シイタケよりも干しシイタケの方が多く含まれているのだそう。
そして大切なのが、この干しシイタケの戻し方です。

干ししいたけをお湯で戻す場合と氷水で戻す場合では、グアニル酸の量が3倍も違ってくるんです。

戻すのに時間がかかるからってお湯で干しシイタケを戻してしまっていませんか?

レンジでやっちゃうよなんて言う方もいらっしゃるでしょうが、それってとってももったいないです!

グアニル酸という成分は10~50度の水温で分解されてしまうんだそうです。

教授曰く干しシイタケを戻す時間はお湯でも氷水では時間は変わらないんだそうですよ!

干しシイタケは必ず氷水で戻すようにしましょう!

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シイタケの効果的な食べ方

シイタケの健康効果を倍増させる効果的な食べ方は、ショウガと一緒に食べることなんだそう。

シイタケのグアニル酸とショウガに含まれるジンゲロールという成分が相乗効果で高血圧を予防してくれる効果が期待できるとのことです。

シイタケのグアニル酸には血液の塊を溶かす効果があり、ショウガのジンゲロールは血管を広げてくれル効果があります。

血液サラサラと血管拡張で血圧が下がるダブル作用です。

シイタケとしょうが、両者の効果を上手に合わせて取れるメニュー簡単な作り置きメニューが紹介されました。

【高血圧予防に効果的なシイタケとショウガの最強作り置きレシピはこちら】

疲労回復に効果的なキノコとは

冬は寒さのせいで体の体温を調節するために、エネルギーをたくさん使ってしまうため実は体が疲れやすくなっているんだそうです。

体が疲れてくると甘い物が欲しくなったりしますね。

これは体がエネルギーを欲しがっている証拠でもあるみたいですよ。

ですが、じつは糖分を摂取しただけでは体の疲れは回復しません。

理由は、体の疲れを取るためのエネルギーを効率よく体内で作るには、ビタミンB1が必要だからなんだそうです。

ビタミンB1は体内に吸収した糖分をエネルギーに分解するのを助けててくれるので、結果としてエネルギーを効率よくとることにつながって、疲労回復に効果があるんすって。

キノコにはこのビタミンB1が多く含まれているんですが、きのこの中でも

ビタミンB1を最も多く含んでいるキノコがあるんです。

それが、エノキタケです。

なかなか疲れがとれない人は、ご飯などの炭水化物と一緒にエノキタケを食べると、疲れを取りやすくなるんだそうす。

また、実はこのエノキタケは保存場所によって含まれるビタミンB1の量が変わってくるとのこと。

ちょっとの差で栄養の量が変わるだなんて、知らないと損です。

気を付けたいですね。

さて、では、栄養素が多く取れるようになる保存方法についてご紹介します。

ビタミンB1が増える保存方法とは

キノコの栄養成分はキノコの細胞の中にたくさん蓄えられています。

しかしじつはキノコの細胞壁というのは意外と硬く頑丈で、栄養成分を取り出しにくいんですね。

そこでキノコを冷凍すると細胞の中から水分が抜けだし細胞壁が壊れ、きのこの中の栄養分が料理に溶けだしやすくなるんだそうです。

健康が気になる人は、きのこはそのままではなく買ってきたら冷凍保存するのがおすすめだそうですよ。

買ってきてらすぐ使うのではなく、いったん冷凍して使うようにしてみてはいかかがでしょうか。

長持ちするうえに、健康効果のある栄養素が効率的に摂取できて一石二鳥ですね。

エノキタケの効果的な食べ方

エノキタケの疲労回復効果を最大にしてくれる効果的な食べ方は、ニンニクと一緒に食べる事。

にんにくにはビタミンB6が多く含まれていて、このビタミンB6にはエノキのビタミンB1が等を分解するのを助ける働きがあるんだそう。

この二つのビタミンを一緒にとることで吸収した糖から効率よくエネルギーをつくりだして疲労を回復しましょう。

【疲労回復に効くエノキタケとニンニクの簡単レシピはこちら】

この差って何ですか?キノコの健康効果の差.免疫力アップ/高血圧予防/疲労回復 まとめ

健康長寿に万能の効果があるキノコノ健康効果の差について、この差って何ですか?の番組内で紹介された内容を詳しくご紹介しました。

こんなにたくさんの健康効果が期待できるのなら、ぜひ積極的にキノコを食べたいですね。

それぞれのきのこには健康効果をさらにアップしてくれる相性の良い食べ合わせ食材がありました。

差が出る効果的な食べ合わせを取り入れてて、さらに健康な食生活に生かしたいですね。

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